男を夢中にさせる恋愛のルール (中経出版)

恋愛指南書も、これだけ数があると「どれが自分に向いたタイプのものか」を見極めることが重要になってきます。たとえば”人を好きになるとどんどん行動が突っ走ってしまって相手にプレッシャーをかけてしまうタイプ、男性の言葉を全て鵜呑みにしてしまって振り回されるタイプ”の女性ならば、某博士の本等が向いているでしょう。こちらの本は、どちらかというと"恋愛にとにかく臆病で行動を起こせないタイプ、せっかく相手が歩み寄ってくれても疑ってしまうばかりで心を開くのをためらってしまうタイプ"の人向きです。恋をすると嫌われるのが怖くて何も出来なくなってしまい相手の言葉も行動も全てネガティブに受け取ってしまう、勝手に「もうだめなんだ」と思い込んで自分の中でそっと終わりにしようとしてしまう、そんなタイプの自分には、この本はとても合ってました。ネガティブな妄想に捕われた時に読むと我に返ることができるし、無駄に悲観するのも大きな間違いなのだと気づかせてくれます。自分が凛として前向きに行動しなきゃ、何も変えられないのだということも。ちょっと極端すぎる行動例も書かれていますが、恋愛臆病症候群の人には、これくらい言わないと意識改革が起きないんでしょうね。